開業前のGoogleマップ準備|開業日設定・オーナー確認・公開までの流れ

開業前のGoogleマップ準備|開業日設定・オーナー確認・公開までの流れ

開業前の店も、ビジネスプロフィールを作って開業予定日を設定できます。ただし「作成できる時期」「Googleに表示される時期」「営業中として扱う時期」はそれぞれ違います。この3つを混同すると、工事中の店を営業中のように案内してしまいます。

この記事は、新規開業や新店舗の準備を進めている事業者向けです。開業日の設定条件と表示の仕組み、オーナー確認・写真・情報・予約受付・プレオープンをそれぞれいつ扱うかを、時系列表にまとめます。Google公式ヘルプは2026年10月5日に確認しました。時系列表のうち公式の規定でない部分は、当社の編集上の提案として区別しています。

公式の仕組み:1年先まで設定でき、表示は90日前から

出典:開業日を追加する。要点は次のとおりです。

  • 開業前のビジネスもプロフィールを作成し、開業予定日を設定できる
  • 開業日の入力に必要なのは年と月だけで、1年先の日付まで入力できる
  • 日付を入力してオーナー確認を行うと、開業日の90日前からGoogleにプロフィールが表示される
  • 開業日の90日前から、投稿、写真の追加、ビジネスの概要の掲載で地域の人に情報を届けられる
  • 開業すると[最近開店したお店]のタグが90日間表示される
  • 正式にオープンするまで、利用者は情報の編集を提案したり、クチコミや写真を投稿したりできない

つまり、開業の1年前にプロフィールを用意しても、利用者に見えるのは開業日の90日前からです。表示にはオーナー確認も必要です。開業日の設定は、プロフィールの[プロフィールを編集]から[開業日]の横の編集アイコンを選んで行うと案内されています。

登録条件は開業前でも変わらない

開業前だからといって、登録の条件が緩くなるわけではありません。Googleはビジネスプロフィールの対象を営業時間内に顧客と直接対応するビジネスとし、住所を掲載する場合はその住所にビジネス名の掲示を常設するよう求めています。出典:ビジネスの適格性とオーナー権限に関するガイドライン、Googleに掲載するビジネス情報のガイドライン。

オーナー確認の方法はGoogleが決め、確認用動画が表示された場合、実店舗は看板や店舗の外観、従業員だけが使える設備を映すことが求められます。看板の設置前や内装工事中は、これらを示せないかもしれません。当社の見方では、確認に何を示せるかが、開業前の手続きをいつ始めるかを左右します。看板が付く時期と内装の完成時期を工程表で確認し、確認に必要な材料が揃う時期を見込んでください。動画の要件は確認動画の撮影と不承認後の点検で詳しく扱っています。

確認・写真・情報・予約受付・プレオープンを分けて考える

項目公式に分かっていること開業前の扱い方(当社の提案)
オーナー確認開業日の入力と確認により、90日前から表示される確認に必要な看板・設備が揃う時期から逆算して着手する
写真工事段階から開業日までの様子を発信できる工事中の写真は、工事の進み具合を伝える投稿の中で使い、完成した店内の写真と混同させない
基本情報営業時間は顧客に対応可能な通常の営業時間を入力する開業後の営業時間を入力し、開業前の工事時間や内覧会の時間を通常の営業時間にしない
予約受付開業前の予約受付についての規定は確認できなかった受付の開始日、方法、対象期間を自社サイトと投稿で同じ表現にする
プレオープン正式オープンまで利用者のクチコミ・写真投稿はできない招待制の試験営業と一般向けの開業を分け、開業日には一般の顧客が利用できる日を設定する

プレオープンを開業日とするかどうかは、公式ヘルプに明記がありません。当社は、誰でも利用できる営業を始める日を開業日とすることを提案します。招待客だけの試験営業の日を開業日にすると、一般の利用者が来店して断られるおそれがあるためです。

開業前から開業後までの時系列表

次の表は架空のカフェを想定した例です。「公式」と書いた行はGoogleの規定、それ以外は当社の提案です。

時期やること根拠
開業の1年前〜開業日(年・月)を入力できる。登録条件と営業形態を確認する公式(1年先まで入力可)
開業の4〜6か月前既存の掲載がないか確認し、管理アカウントと権限を決める提案
開業日の90日前〜オーナー確認済みならプロフィールが表示される。投稿・写真・概要で開業を告知できる公式
看板設置・内装完成の頃確認に必要な材料が揃ったら、オーナー確認を進める。確認には5営業日ほどかかることがある提案(期間は公式の目安)
開業の1〜2週間前営業時間・電話・サイト・予約方法を最終確認し、投稿で開業日を案内する提案
開業日一般の利用者向け表示を確認し、完成した店内・商品の写真を追加する提案
開業後90日間[最近開店したお店]のタグが表示される。利用者のクチコミ・写真投稿が可能になる公式

表の時期は目安です。オーナー確認がいつ完了するかは保証されないため、開業日直前に確認を始める計画は避けます。

開業日が延期になったら

工事の遅れなどで開業日が変わる場合、公式ヘルプが示しているのは開業日の設定と編集の方法までで、延期時の表示の変わり方は確認できませんでした。当社の提案は、延期が決まった時点で開業日を編集し、投稿とサイトでも同じ日付に直すことです。告知済みの日付を放置すると、その日に来店した人に閉まった店を見せることになります。

よくある誤案内と対処

  • 工事中に通常の営業時間だけを入れて公開する。開業前であることは開業日の設定と投稿で示し、工事中の写真は投稿の文章で工事中だと分かるように使います。
  • プレオープンでクチコミを集めようとする。公式ヘルプのとおり、正式にオープンするまで利用者はクチコミを投稿できません。
  • 表示されないので新しいプロフィールを作り直す。開業日の90日より前は表示されない仕組みです。重複を作らず、日付と確認状況を確認します。
  • 移転を「新規開業」として、旧店舗のプロフィールを残したまま別に作る。同じサービスを場所だけ移す場合は、新しく作らず既存プロフィールの住所を更新するよう案内されています(重複するプロフィールと所有権に関する問題を解決する)。ただし飲食店・宿泊施設・エンターテイメント施設など実店舗そのものが顧客体験に直結するビジネスは、拠点の編集が不承認となり、閉業マークを付けて新しい拠点で作成するとされています(ポリシーの概要)。どちらに当たるかは移転・店名変更・事業譲渡の判断で確認してください。

開業前チェック表

確認項目済
開業日(年・月)を設定した
開業日の90日前より前は表示されないことを関係者と共有した
オーナー確認に必要な看板・設備が揃う時期を工程表で確認した
営業時間は開業後の通常の時間で入力した
工事中の写真は、工事中と分かる投稿の中で使っている
予約受付の開始日と方法を、プロフィールの投稿とサイトで揃えた
開業日は一般の顧客が利用できる日にした

次に読む記事

確認の進め方はオーナー確認の申請と進捗確認、開業告知の投稿の作り方は投稿ネタの記事、開業日に追加する写真は写真の記事を参照してください。登録全体の流れは親記事のビジネスプロフィールの登録とオーナー確認に戻って確認できます。

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